2020年9月21日月曜日

金木戸林道、岐阜県

素掘りトンネル


第一ゲート手前の空きスペースにクルマを停めさせていただき、MTBでスタート。双六川上流にある金木戸川〜中ノ俣川〜北ノ俣川沿いに付けられた林道を探検してきた。
 国道471の駒止橋で高原川(神通川の上流)に流れ込んでいるのが双六川。双六川は県道区間の数キロしかなく、双六ダムの上流で金木戸川となる。最上流は双六谷となって、双六岳(2860m)と樅沢岳(2755m)の鞍部にある双六池に至る。途中、池ノ尾山(1531m)手前で中ノ俣川に分岐し、この川はさらに池ノ尾山の北側で北ノ俣川に分岐する。北ノ俣川の最上流は北ノ俣岳(2662m)直下に至る。それぞれの川の中流域には立派なダム(取水堰)が設けられており、ダムまでの林道はよく整備されている。昭和の始めから1960年頃まで、森林資源開発のため高原川の浅井田ダムから金木戸川支流の谷に至る森林鉄道が敷設されていて、林道はその名残らしい。数多くの素掘りトンネルと雪崩シェルターの遺構が点在し長棟林道を思わせるが、川のスケールはこちらの方が大きく時間を忘れて楽しめた。白日夢の様な一日。


本日のルート

行きに立ち寄った神岡の江馬氏遺跡、背後は流葉山

双六ダム(帰路撮影)からMTBでスタート

第一ゲート

岩を削り取って作った道

現実感の無い大岩

次々に現れるトンネル

高度を上げる

金木戸ダム
上流側(木造のダム施設って?!)

中ノ股・広河原分岐は、まず中ノ股方面(左)へ行く

巨大導水管をくぐって進む

北ノ股谷の奥に神岡新道の尾根(寺地山?)が見える

中ノ股第二号橋を渡って北ノ俣川左岸へ

北ノ俣ダム

ダム上流への道(右)は荒れている

中ノ股分岐まで戻って金木戸川右岸を辿る

エメラルドグリーンのトロ

金木戸川最奥のダム

金木戸神社

帰路久しぶりに割石温泉に立ち寄る






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