2018年9月23日日曜日

牛岳スカイライン、富山県

射水市土合の田園から牛岳

メタボ2号で初サイクリング。前の晩まで万全に調整したつもりが、走り始めてすぐフロントディレイラーが不調、インナーに落としたチェーンがアウターに戻らなくなったが、ストッパーを緩めるだけで問題解消。次にブレーキシューの位置を調整してリムとのアタリを最適化。さらにサドル周りを調整して快適ポジションを探した。サドルはジャイアント号より低めにセッティングしたほうが具合が良いようだ。初めて使うセライタリアとお尻の相性も悪くない。
 硬いフレームのおかげか、平地ではよく進み30キロ巡行が楽になった気がする。細いタイヤを履いているにもかかわらず、後輪が路面に吸い付くような感じで、下りの安定性はバツグン。とはいえ、登りが楽になったということ全く無く、相変わらず牛岳への登りはしんどい。素人組みのメタボ2号だが、とりあえず使えることが分かってホッとした。
 


山田のおんもり庵でランチ

温泉ゲレンデ


ゲレンデトップの展望台から

富山平野〜立山方面

牛岳スカイラインのススキ回廊

庄川



2018年9月13日木曜日

メタボ2号(その3)




気になる自転車の重量だが、ペダルやボトルケージ、サイコンが付いた走れる状態で7.0kg、それらを除いたカタログスペックの重さが6.7kgくらいだった。このフレームはフルカーボンだが、内臓サスペンションが付いたロングホイールベースの“エンデユランスロード”なので超軽量ではなく、カーボンチューブラーを履いてもそこそこの重さになった。ちなみに、アルミクリンチャーが付いたGiant号の走れる重量は7.8kg、カタログスペックの重量が7.4kgで、同じカーボンホイールに変えると300gくらい軽くなる。フレーム+フォークの重量差は400gくらいのようだ。
 トレック号には、チェーンステー内臓のボントレガー製速度&ケイデンスセンサーが付いていて 、電池を交換したらちゃんと使えた。サイコンは、電子機器に疎くて良く分からなかったので同じメーカーのTrip300をハンドルに付けた。同スペックのキャットアイ製サイコンに比べると高価だが、サイズが大きく老眼の身には有り難い。左クランクと後輪のスポークに取り付けるマグネットがサイコンとは別売だったのにはちょっと引いた。スラムのシフター(ダブルタップレバー)は22速化してシマノ並に大型化したのはちょっと残念。タイヤは前後共細身の21mmが付いているが、だいぶくたびれているので、近いうちに流行りの25mmに変える予定。
 最後、費用について。フレームは発売当初の定価がProject Oneのアップチャージを含めると40万円以上したものが、だいたい85%OFFで購入できた。中古だがガラスコーティングが施された美品でラッキーだった。パーツはホイールとサドル以外新品を使ったが、 スラムパーツは並行輸入品を入手出来たので国内正規品に比べると2,3割安くついた。Giant号が乗れなくなったときは、完成車を購入する予定だったが、 考えていたものの半額くらいで済んだ。いろいろ学習出来たので、この経験を生かして次回は超軽量バイクの完組にチャレンジしたくなりました。






2018年9月12日水曜日

メタボ2号(その2)

トレック号のBB90


前回書いたロードバクのBB規格について、自分なりに理解出来たことを整理すると、、、
(1)フレームのBBシェルにはメーカーごとに様々なものがある。
(2)クランクとBBは、シマノ、スラム、カンパなどのコンポメーカー毎に独自の規格があって、互いに互換性はない。
(3)それぞれのコンポメーカー毎のクランクの軸長と軸径の組み合わせについて、少なくとも68x30mm(シェル規格BB30、PF30用)、86x24mm(シェル規格JIS、BB86、BB90用)、86x30mm(シェル規格BB386用)の3種類がある。BB30とJISのみスレッド式で他はすべてプレスフィット。ただし、コンポメーカーとコンポのグレードによって、3種類すべてのクランクとBB製品が揃っているとは限らない。
(4)サーベロフレームのBBrightはシェル幅79mmのプレスフィットで、軸径24mmと30mmの2種類のクランクが付けられるようだが、取付出来るBBについては良く分からない。
 したがって、自転車を組む場合、自分が使いたいフレームを最初に決めて、そのフレームのBBシェルの規格に合ったクランク+BBを選ぶか、まず使いたいコンポを決めて、そのクランクとBBの規格に合ったフレームを選ぶ必要があります。

続く

2018年9月11日火曜日

メタボ2号(その1)

いちおう完成

10年前にメタボ対策で始めたサイクリング。最初はGiantのアルミTCRを完成車で購入、不具合パーツを逐次更新して現在残っているオリジナルパーツはフロントホイールとブレーキャリパ前後のみになった。4月の湾岸サイリングで右シフターが破損して交換パーツを探したものの、10速(s)の新品が見つからず、ネットのオークションサイトで中古品をゲットして修理は出来た。なのでGIant号はまだまだ乗れそうだったのだが、パーツを物色中、自分にぴったりなサイズの中古カーボンフレームが出品されているのを発見。思わずポチってしまい落札したのが運の尽きで、苦労してフレームから完組みすることになった。自分のような素人には大変だった作業もしばらくするとやり方を忘れてしまいそうなので、忘備録としてここに書いておきます。
 入手したフレームはトレックのDomane 6.2 (2012年モデル)Project Oneの一点モノ。コンポはシマノの方が入手しやすいのだが、Giant号にもともと付いていたのがスラムでこれは気に入って変えていない。なので今回も同じメーカーの11s仕様にした。ホイールは超円高の時期にトライアスロン用に格安で購入したZIPP303を使用。
 一番大変だったのはクランクの取り付け。フレームには当初シマノのボトムブラケット(BB)が付いていた。シマノとスラムの駆動系は互換性があると認識していたので、そのままスラムのGXP規格クランクをシマノBBに挿入したところなかなか入らない。ハンマーを使って無理やり入れて回したらゴリゴリしてBBが削れてきた。
 調べてみると、フレームのBBシェルとBBパーツの規格は複雑怪奇で、昔からあるねじ切り(スレッド)式のJISやITAの他、キャノデール発案のBB30(クランクの軸長68mm、軸径30mm、スレッド式)、スラム提唱のPF30(クランク軸はBB30と同じでフレームへの取付は圧入(プレスフィット)式)、BB86(Giantやシマノ提唱、JISと同じ軸長86mm、軸径24mmだがプレスフィット)、BB90(トレック提唱、シェル幅90mm、クランクの軸長86mm、軸径24または30mm、プレスフィット)、BBright(サーベロなど、左右非対称の特殊構造、プレスフィット)、BB386(軸長86mm、軸径30mm、プレスフィット)などなど。当然、シェルに合ったBBとクランクを選ばなければいけないので、これを組む素人は発狂しそうになる。
 自分の場合、元のGiant号のシェル規格はJISで、軸長86mm・軸径24mmのスレッド式、クランクとBBはスラムGXP。トレック号のシェルは、下の写真のようにBB90でプレスフィット式。これに入っていたシマノBBと使いたいスラムGXPクランクには互換性が無い(スラムのクランクにはGXPと異なるBB30規格の製品もある。仕方がないので婦中のショップでGXP用のプレスフィットBBを購入してフレームに組み付けてもらった(トホホ)。



ついでに書いておくと、GXPのクランク軸は左右非対称でギアが付いていない方の先端は徐々に細くなるテーパー形状になっていて、1本のネジを軸方向に締め上げることにより固定する(なのでシマノと互換しない)。したがって締め具合により軸長が微妙に変化してしまうため、フロントデレイラーとチェーンホールとの軸方向のクリアランスを適切に保つためには、クランク軸のギア側にスペーサーをかませる必要がある。これがない状態でクランクをBBに差し込むとクリアランスが足りなくなって、Trekのフレームの場合、付属のチェーンキーパー(上の写真の黒いプラスティック部品)にチェンホイールのインナーが干渉する。今回1mm厚の樹脂製スペーサー二枚と金属製ウェーブワッシャを咬ませた。ちなみにこのスペーサーとワッシャの穴の径もクランク軸に合わせて30mmと24mm用のものがあり、使用するクランクに合わせて選ばなければならない。
 次の問題は、10sのZIPPホイールに11sカセットスプロケットを取付出来るか?ということ。新しい11sホイールにアダプターを利用して古い8〜10sのスプロケを取り付けるのはメーカー推奨だが、現行の11sのスプロケを古い10sホイールに取り付けるのは難しい。ショップに尋ねると、非常に高価なサードパーティー製のカセットを推奨された。これは予算オーバーなのでネット調べてみると、10sホイールにそのまま取り付けられるシマノのCS-HG800という11sカセットを発見(アダプターを使うと11sホイールにも付けられる)。ギヤの組み合わせは11-34Tというハイレシオしかないが、貧脚の自分には好都合だ。
 さらなる問題はワイヤー類の組み付けである。Giant号は昔ながらの外装式で簡単だが、今回のトレック号は、ブレーキ・シフト共内蔵式。当然ワイヤスリーブなどは付いておらず出入口は電装用のプラスチック部品が付いていた。これをワイヤー用のアウター受けに交換し、パークツールのインターナルケーブルキットシマノのスリーブを使って、なんとか貫通させた。しかし、ブレーキ用のアウターがシフト用のアウターより太いことを失念していたり、シフトのインラインアジャスターを入れ忘れたりして、何度かやり直しせざるをえなかった。最近土日も忙しく、基本仕事終わりの夜なべ作業で、先週バーテープを巻いてデレイラーの調整を完了。フレーム購入から三ヶ月近くかかってやっと乗れるようになった。


トップチューブのスローピングはMTB並。
フレーム内臓サスペンションIso-Speed®

ブレーキキャリパは旧型フォース

10sホイールに付けられる11速カセットCS-HG800様、ギアレシオはMTB並。

クランクは新型フォース(165mm、50x34T)、ペダルはSpeed Play

コレもフレーム内臓のスピード&ケイデンスセンサーDuotrap

苦労したBBと内臓ワイヤー

やっと走れるようになった!!




2018年9月2日日曜日

庄川、富山県

三合新のドラゴンツリー

雲は多いが空気が澄んで遠くまで見渡せる気持ちの良い一日。午後からご近所サイクリングに出かけてきた。山の方に雨雲が見えたので、和田川用水沿いを水記念公園まで行き、庄川左岸を中田大橋まで走ってから自宅に戻る。帰宅後庭の草刈りでまた汗をかいた。


薬勝寺池
匠の里
庄川から八乙女山