2014年10月26日日曜日

ライド・アクロス・ウォーターランド黒部、富山県

スタート地点の宮野運動公園


 来春の北陸新幹線の開業を記念して黒部で開催されたヒルクライムレース(ライド・アクロス・ウォーターランド)に参加してきた。第一回目で手作り感一杯。昼食に出た黒部ポークの角煮は美味かった。当日受付OKなのは、宿泊しない地元民にとっては有り難い。ポカポカ陽気の好天で気持ちのよい一日となった。
 帰路はのんびり山の端を東から西へドライブ。紅葉で僧ヶ岳の山肌が燃えていた。



本日のルート

 当日受付OK

第一スタートは、一分間隔で10人ずつ

第二スタートはフリー

山岳コース前半の長い直線

ゴール

ゴール地点の嘉例沢森林公園

下山

新川牧場から富山湾

昼食付き
支給されたクマ鈴














スタート地点へダウンヒル
魚津市六郎丸から僧ヶ岳(左)と毛勝三山
上市町広野から剣岳
眼目山・立山寺の参道

(使用カメラ、ソニー DSC-TX55)

2014年10月18日土曜日

南葉山林道、新潟県

林道から火打山と焼山

秋晴れの一日。ちょっと遠出して、上越の南葉山(なんばさん)林道をサイクリングしてきた。この林道は、新潟県の妙高市(旧新井市)から大毛無山〜南葉山の稜線を越えて、日本海に面する名立町に通じる。上部は標高1000mを越える区間が10km以上続く山岳ルート。
 新井道の駅に駐車して、ロードバイクでスタート。南葉山林道の新井側入り口は西野谷というところにあるが、西野谷のルートは舗装されていないので、2006年に営業を中止したアライスキー場に付けられた舗装路を登っていく。道はきれいだが、所どころ15度を越える激坂に耐えきれず、押歩き。昔よく行ったゲレンデの地形を思い出しながら登る。切り通しの峠の少し先にゲート、というかバリケードが築いてあって、自動車やモーターバイクは進入出来ない。ココから名立側の坂本弁護士慰霊碑までの区間は、最近車が入った形跡がなく荒れている。あと数年すると自転車で通過するのも難しくなりそう。慰霊碑を過ぎると走り易くなる。名立川まで降りると、林道はやがて県道となり、富山の里山と微妙に風景の異なる集落沿いを走る。日本海まで下って、旧北陸本線跡に付けられた頸城自転車道で上越市の西端へ。春日山の麓を山の端沿いに南下して道の駅に戻った。
 帰り道、焼山温泉に寄り道して一風呂浴びる。しばらく来ないうちに、お湯の温泉臭が強くなっていた。


本日のルート




























山頂部に冠雪した火打山
妙高山
旧アライスキー場の施設
ゲレンデ跡から妙高山




所々道が途切れる
名立側に入る
シャルマンスキー場と鉾ケ岳(右)


坂本弁護士慰霊碑
名立側ゲート
ススキ回廊
富山には無い大きな稲架(はさ)
頸城自転車道


2014年10月12日日曜日

茂住峠と桧峠(長棟林道)、岐阜県と富山県


カモシカの親子




秋晴れの一日、有峰の麓にある長棟(ながと)林道を自転車で走ってきた。この林道は、カミオカンデの施設がある岐阜県神岡町東茂住(もずみ)から二つの峠を越えて富山市の東福沢へ抜ける長大な山道。昔付近に大きな鉱山があったせいか、林道としては道幅広くしっかり作られている。しかし、ほとんどの区間が未舗装で、危険個所もあり自動車では通り抜けることが出来ない。今日は、東茂住の国道沿い駐車場に車を停めて、MTBでスタート。駐車場のはす向かいにある交番脇の小さな路地を登って行けばすんなり林道に入れる。茂住峠まで、急傾斜のダートが延々と続く。峠までの間に、登山者らしき車に一度追い越された。峠は、この林道の最高標高地点(1070m)で、六谷山の登山口になっている。
  茂住峠から北へ少し下った場所にゲートがあり、此処から先、長棟川まで行く間に酷くぬかるんだ箇所があって、この区間の状態が一番悪い。盛大に泥はねを浴びて悪路を通過、川にかかる長棟大橋を渡ると、長棟峠からの道に合流する。T字路を右折して長棟峠を越えると飛騨の佐古集落へ下るが、峠から先の道は今では廃道になっているらしい。今日は、左折して長棟川沿い(といっても川は遥かに下)に走る。この区間の路面は概ね乾いており、何故かよく整備されていて傾斜もゆるく走り易い。途中奥山発電所に下る場所に、二番目のゲートがある。このゲートを過ぎて、道が長棟川を離れてしばらく行くと三番目のゲートがあり此処が桧(ひのき)峠らしい。峠を越えると一旦つづら折れの急な下りとなり、黒川に合流すると再び走り易い一本道になる。町長水須林道分岐点まで来ると舗装路となり、長棟林道はココで終点。国道41号線のスタート地点に戻るために、交叉点を左折して町長水須林道を進むが、途中まで登ったところで崖崩れの修復工事のため完全通行止、もと来た道に引き返す。熊野川台地を大きく遠回りして、東茂住の駐車地点へ戻った。
 かつて栄華を誇った神岡鉱山に由来する、一見不思議な遺構の数々が点在するワンダー林道。今日のルートなら、国道41号から茂住峠まで一気に標高を上げ、その後、少しずつ高度を落としながら未舗装ダウンヒルが楽しめる。初めてのコースでプチ冒険気分を味わえた。



本日のルート(http://yahoo.jp/skXurt 



茂住峠への登り途中にある鉱山の遺構
キラズ山〜六谷山の山肌
茂住峠
岩を削り取ったルート
長棟大橋
長棟川
岩を刳り貫いたようなトンネルが続く
奥山発電所入り口

雪崩シェルターの遺構

桧峠















長棟林道終点(町長水須林道分岐)
下双嶺