2017年8月28日月曜日

燧裏林道、福島県

上田代の傾斜湿原

 岩瀬湯本から国道118、121、352と乗り継いで尾瀬の福島側入り口になる御池までドライブ。駐車場から燧ケ岳の北西山麓を巻いて尾瀬ヶ原へ至る燧裏林道を途中まで往復して来た。昨晩の温泉のおかげか、例年悩まされる筋肉痛は軽く、湿原と森林が交互に現れる木道歩きを楽しんだ。
 帰路、樹海ラインを北上して新潟の駒の湯温泉に宿泊。

 
本日のハイキングルート


大桃の舞台@南会津町
御池のバスセンター 

御池田代
イワショウブ 
姫田代
ゴゼンタチバナ
森林地帯にも木道
燧裏大橋から引き返す

駒の湯温泉
ランプの宿、テレビはおろか携帯もつながりません。


2017年8月27日日曜日

うつくしまトライアスロン、福島県

バイクコースから磐梯山(前日撮影)

今年もうつくしまトライアスロンに参加して来た。去年とは異なり晴れたが雲の多い天候、日差しが弱く快適に走れました。ボランテア、スタッフ、近隣住民の皆さんありがとうございました。


スタート地点の小平潟天満宮@猪苗代湖畔
(レース終了後撮影)

 休暇が取れたので、帰路以前から行きたかった天栄村の岩瀬湯本温泉に宿泊。つげ義春が訪れた頃の面影はまだかろうじ残っていまいました。明日は新潟の秘湯に泊まる予定です。



羽鳥湖

岩瀬湯本温泉

2017年8月26日土曜日

桧原湖、福島県

桧原湖から磐梯山

明日行われる福島のトライアスロン大会に参加するため、早起きして猪苗代へ来た。受付は午後3時からなので、午前中喜多方市内と裏磐梯の桧原湖を散策。去年の大会前日は雨降りだったが、今年は気持ちの良い天候、磐梯山が山頂までよく見渡せた。



喜多方ラーメンの喜一で朝食兼昼食
喜多方市内を散策@甲斐本家奥座敷

桧原湖西岸

東岸のこたかもりキャンプ場

中瀬沼

バイクコースを試走



2017年8月17日木曜日

人間原理

多次元宇宙

多次元宇宙の時空モデル
http://f.hatena.ne.jp/lastline/20060716165109



学生だった頃、エミリオ・セグレの「X線からクォークまで 二十世紀の物理学者たち」(みすず書房)を愛読した。セグレは、1958年に反陽子の発見によりノーベル賞を受賞したイタリア生まれの実験物理学者で、この本はX線の発見から相対性理論と量子力学の誕生、素粒子物理学の発展まで、20世紀物理学の歴史をキューリー夫妻やラザフフォード、アインシュタイン、ボーア、ハイゼンベルク、シュレデインガーなど著名な物理学者の人物伝で綴っている。その後、自分の物理の知識はだいたいこの本の範囲内で、宇宙論を含むその後の進展については、内容が抽象的かつ難解過ぎて興味を持てないでいた。
 この夏、数学や物理の分野で多数の翻訳がある青木薫さんの著書宇宙はなぜこのような宇宙なのか?人間原理と宇宙論」(講談社現代新書)を読んだ。この本は、時空の誕生とビックバン、膨張宇宙モデルなど現代の宇宙論について、数式を一切使わずにわかりやすく解説してくれる。その主眼は、本のタイトルにあるように、「この宇宙は、人間に都合が良いように出来ている」という一見トンデモ科学のような内容。この考えが現在の物理学者のあいだで急速に支持を広げているという。人間原理とも言われるこの考えは、宇宙のあり方を決める物理定数が、いまあるものと少しでも違うと宇宙を観察出来る我々は存在しえない、という疑えない事実に基ずいている。その背景には、我々が存在する宇宙以外に、生命が誕生出来ない多数の宇宙が存在するという多宇宙モデルがある。つまり、多数ある宇宙のうち、我々が生まれた宇宙はたまたまそのような宇宙であった、ということ。万物を統一的に説明出来るとされる新しい理論、いわゆる「ひも理論」もこのモデルを裏付ける。
 物理学を初めとするこれまでの科学では、それを作った人間に左右されない客観的事実のみを扱う、というのが常識だったのが、現在の物理学は、「現宇宙のあり方に、人間の存在が深く関わっている」というものへ変化するパラダイムシフトの渦中にあるという。物理の視点から言えば生命の誕生は奇跡に見えるが、生命が居ない多数の宇宙を前提とすればさほど不思議でない。我々が化学的世界でしばしば経験するstochastic効果(ミクロスケールで観察されるごく稀な出来事が、マクロスケールの現象を前提とすれば当然起こりうる)が、生物と宇宙の関係にも当てはまる、と考えれば腑に落ちる。ただし、多宇宙モデルは、純粋に数学的に導かれたもので、我々がこの宇宙にいる限り、決して別の宇宙を観測することは出来ないので、(著者も言っているように)これを科学と言ってよいものかどうかについては疑問が残ります。



2017年8月13日日曜日

エコーラインとスカイライン、長野県と岐阜県

エコーライン最後の登り、背後は富士見岳

 「山の日」の金曜日から平湯キャンプ場に二泊して、温泉とサイクリングを楽しんできた。初日、2日目と悪天で高山観光と温泉三昧。3日目になってやっと好天。かみさんに乗鞍高原の三本滝まで車で送ってもらい、エコーラインをヒルクライム、岐阜県側のスカイラインと林道平湯久出線をキャンプ場まで降りた。
 初日の温泉は平湯の森、2日目は新平湯温泉のゆ本陣、最終日は帰り道で神岡の割石温泉。ゆ本陣はキャンプ場から遠いのがたまにきずだが、平湯が混雑する時期はのんびりできて快適。割石温泉は41号線沿いのローカル施設だが、pH 9.9のアルカリ性の泉質がツルスベで気持ち良い。



3日目コース(奥から登って、手前ヘ降りる)

2日目ランチ@鼓ラーメン

古い町並みを散策

2日目温泉@ゆ本陣

3日目朝@平湯キャンプ場

乗鞍高原の三本滝駐車場スタート


位ヶ原山荘
ホシガラス
大雪渓
エコーライン上部から乗鞍高原
県境
イワギキョウが満開

穂高方面は雲の中

2017年8月6日日曜日

乗鞍スカイライン、岐阜県

標高2500m地点

平地は暑いので乗鞍まで出かけて、平湯峠から畳平までスカイラインを往復。雲の多い天候で快適にサイクリングを楽しめた。



本日のコース

中間部までガス
猫岳と四ツ岳のコルで晴れてきた
イワギキョウ
コマクサ
ミネウスユキソウ
ヨツバシオガマとイワツメクサ 
 コウメバチソウ 
岐阜-長野県境
大黒岳のコマクサ群落
畳平