2020年8月30日日曜日

乗鞍エコーライン、長野県

エコーライン終点から富士見岳と摩利支天岳

平地は猛暑で運動する気が起きません。乗鞍スカイラインは通行止めなので、早起きして長野側のエコーラインを走ってきた。国道41号線と471号線を乗り継いで平湯まで行き、有料の平湯トンネルを抜けて長野県側へ。白骨温泉下をぐるっと迂回して乗鞍高原までドライブ。メタボ二号で三本滝駐車場をスタート。
ローディーで賑わうエコーラインをえっちら漕いで標高2700mの県境までヒルクライム。閑散とした畳平でしばし休憩するもまだ午前10時前。今日は高山でなく白馬経由で帰ることに決めて下山。

 エコーラインは渓流や滝が多く、日本庭園の中を走っているような景観で気持ちが良い。帰路、懐かしい安曇野に立ち寄りしばしポタリングを楽しんだ。


三本滝駐車場スタート

標高2100m地点

冷泉小屋

位ヶ原山荘

標高2400m地点から九十九折

大雪渓はほとんど消えていた

標高2600mから剣ヶ峰

ガスが湧いてきた

県境

スカイラインは上からも通行止

畳平の気温は15℃

雲の中へダウンヒル

三本滝の上には沢山のアサギマダラが舞っていた

帰路、安曇野に立ち寄る


2020年8月22日土曜日

安房峠、岐阜県

岐阜-長野県境の安房峠

やっと休暇がとれて、木曜日から平湯でキャンプ。翌日の金曜日に乗鞍スカイラインを登ろうとして、メタボ1号で平湯峠から走り出したものの、ゲートから1キロも行かないうちに7月の大雨による災害復旧工事のため通行不可。キャンプ場に戻って車を置き、今度は安房峠を目指して再スタート。こちらも入り口のゲートは閉じられていたものの、岐阜県側の道はほとんど無傷で快適に峠まで行けた。
 日曜までキャンプの予定だったが、土曜の夕方から天候の悪化が予想されたため一泊キャンセルして午前に撤収。富山への帰路、何年かぶりに有峰に立ち寄った。折立のキャンプ場はクマの異常出没のため閉鎖されていた。平湯は、例年よりも時期が遅いせいもあるでしょうが、温泉もキャンプ場も閑散としており、のんびりできた。


平湯キャンプ場に前泊

平湯峠

乗鞍スカイラインへ

夫婦松手前の工事現場で追い返される

キャンプ場再スタートで安房峠方面(国道158)へ転進

最初は木漏れ日の道

輝山と平湯温泉街

高原の風が心地よい

標高1800mの峠から長野方面

キャンプ場裏の平湯大滝を散策

スキー場が羊牧場になっていた

キャンプ場から笠ヶ岳

翌日の帰路、有峰湖に立ち寄る


2020年8月15日土曜日

弥陀ヶ原、富山県

弥陀ヶ原

本日のルート

立山駅のケーブルカー脇に取り付く

材木坂

美女平、奥は鍬崎山

火炎杉

ブナ坂


歩きやすい登山道

1000年杉

高原状になってくる

標高1600m の弘法バス停まで行って下山


八郎坂から称名滝

称名滝駐車場にデポしておいたMTBで千寿ヶ原(真川)までダウンヒル

 

2020年8月10日月曜日

そばかど峰、富山県

そばかど峰北尾根(「新越中百山」191ページより)

先日、高岡イオンの書店で「みんなの山歩き・新越中100山」(富山テレビ放送、2800円)という本を見つけた。ちょっとお高い値段に怯んだが、内容を立ち読みしてその場で購入。富山の山に特化した登山ガイドは他にもあるが、この本がすごいのは、剱岳や立山など全国的に有名な山について省略されているかわりに、紹介されている山のほとんどに積雪期のバリエーションルートが記載されていることだ。登山道が無い山も多く紹介され、ネットを検索しても記録が全く見つからないような山もある。こんなマニアックな内容の本を平積みで売っている本屋も偉い(調べたらアマゾンでは売っていません)。
 紹介されている山の中ですぐに登りたいと思ったのが利賀の「そばかど峰」である。金剛堂山と尾根続きだが日尾谷を隔てた南西の場所にピークがあり、積雪期に金剛堂山ヘ登るとき登路の右手に見えるすっきりした稜線が印象的な山である。標高は1600mを超える金剛堂山には及ばないが、白木峰に迫る1567m。夏場は金剛堂山の東俣登山口へ伸びる林道を辿り、登山口手前の分岐点を左に曲がってしばらく進めば山頂直下へ出るはずである。この林道の最後の部分は国土地理院の地図には出ていないが、東俣登山口を利用した時にいつも気になっていた道であり、Google Mapの航空写真をみれば明瞭なトレースが確認できる。この本に紹介されているように、積雪期は北尾根から登るのが快適そうだが、ネットで検索しても記録が見つからない。尾根に取り付くまでの林道歩きと日尾谷の渡渉が原因で登山者が少ないためだろう。今日は山スキーの偵察も兼ねて、栃谷登山口からMTBで百瀬川左岸林道を走ってきた。山頂まで行くつもりが、途中でオロロ(吸血アブ)の大群に襲われ、危うくアブダルマになりそうなところを這う這うの体で下山した。虫除けスプレーも高価なハッカ油もまったく効果無しで、秋まで標高の低い林道サイクリングはおあずけ。
 「そばかど」の山名は尖った山容から来ているいるようで漢字で書くと蕎麦角だが、近くの飛騨宮川にも蕎麦角山(1222.3m)があるので区別のため平仮名にしたのでしょう。冬が来るのが待ち遠しい。


赤線が本日のルート。青線は想定される山スキールート。


栃谷登山口スタート

百瀬川左岸林道を行く

左上に見える尾根が積雪期のルート

アブに襲われて退散

方折岳西面へ出る百瀬川右岸ルートも偵察

スキー場施設の解体工事が進んでいた😢