2014年7月26日土曜日

小白木峰(1436m)と白木峰(1596m)、富山県


小白木峰山頂下の湿原


 北陸でもこの夏一番の猛暑。自転車を使って大長谷〜小白木峰〜白木峰を周回して来た。

6:20白木峰8合目登山口〜7:50大長谷第四発電所取水堰堤(小白木峰登山口)〜9:10小白木峰9:40〜11:20白木峰12:00〜白木峰8合目登山口12:30

 白木峰8合目登山口に駐車して、荷台からロードバイクを降ろす。朝のひんやりとした空気の中、自転車ダウンヒルでスタート。大谷林道を国道まで下り、大長谷第四発電所の取水堰堤までヒルクライム。堰堤にバイクをデポしてトレランシューズに履き替える。施設の裏にある登山口から登り始めて、池塘が点在する小白木〜白木峰のたおやかな稜線歩きを楽しんだ。
 小白木には、以前、山スキーで登ったことがあるが、今回の堰堤登山口から白木峰のルートを歩くのは初めて。白木峰手前まで誰とも会わなかった。白木峰周辺にはまだニッコウキスゲが残っており、ハイシーズンほどではないものの賑わっていた。最後、車で堰堤の自転車を回収後、大長谷温泉で汗を流してから帰宅。平地は暑かった。
 





白木峰八合目登山口

大谷林道

P963地蔵

西ノ瀬戸谷

国道分岐点

取水堰堤の裏が登山口

ココから登山

登山道はきれいに整備されている

ブナ林

標高1100mを越えると視界が開けてくる

湿原

アキアカネ

カオジロトンボ

万波登山口分岐点

小白木峰山頂展望台
  
歩いて来た小白木の背後に金剛堂山
  
白木峰

まだ咲いていた
ニッコウキスゲ

浮島の池

白木峰山荘

サカハチチョウ

本日のコース

(使用カメラ:LUMIX DMC-LF1)

2014年7月15日火曜日

ツールドフランス2014

今年のツールドフランスは、序盤でカベンディシュ、フルーム、コンタドールら有力選手が次々に落車・退場する波乱の幕開けとなった。

 お正月にイラー・ハミルトンの「シークレットレース」を読んで、それについてこのブログに書いたが、最近また、土井雪広「敗北のない競技」とジュリエット・マカー「偽りのサイクル」を読んだ。著者のハミルトンと土井さんは、元々アルペンスキーの選手で、途中から自転車競技に転じたプロアスリートである。マカーはジャーナリスト。これらの本を読んでわかったことは、ドーピングはヨーロッパの自転車競技で昔から行われてきたもので、サイクルスポーツの栄光と表裏一体の負の側面であるということ。競技の長い歴史の中で、好ましいことではないにしろ、ある程度許容されてきた慣習のようなものだと感じた。ヨーロッパ人選手(チーム)は、この辺のところを心得ていて、微妙な節度をもって行っていたのだろう。国や地域によって温度差はあるにせよ、ファンもそれをを分かった上で受け入れてきたのかもしれない。レース展開によっては選手同士の話し合いでステージの勝者を決めることもあり、金銭的な取引さえあるようだ(「敗北のない競技」)。このような事情は、日本の大相撲に通じるところもある。アメリカ人のランス・アームストロングは、ドーピング関して、このへんの加減が分からず暴走してしまったように思える。ガン治療のため増血剤を常用していたことや当時アメリカのプロスポーツの世界ではドーピングが盛んに行われていた(大リーグのサミー・ソーサやマーク・マクガイアなど)ことも背景にある。
 アームストロングには、彼のツール七連覇中からドーピング疑惑(例えば、2004年に出版されたデビッド・ウォルシュの「LA Confidential」)があったにもかかわらず、つい最近まで公にならなかったのは、出過ぎた杭は打たれない典型例だと思った。彼が4年のブランクの後、2009年に復帰したのも、このことをよくわかっていたからにちがいない。復帰後もドーピングを行っていたかどうかわからないが、アームストロングといえど、真剣勝負の場でそんなに勝ち続けることが出来るわけもなく、その結果、杭は打たれ、今では堕ちた英雄と云われるようになった。

 今年のツールは、有力選手が次々リタイアしていく中で、現時点では、去年のジロデイタリアで圧勝したイタリアチャンピオン、アスタナのニーバリが優勢の状況だが、まだまだ何があるかわからない。



2014年7月13日日曜日

海老江トライアスロン、富山県

会場の海老江海浜公園

地元で開催されたトライアスロン大会に参加してきた。台風18号の影響が心配されたが、台風は金曜日の朝、東北沖で消滅した。昨日土曜日は晴れて、今日は、曇り時々雨の涼しい天候。海もべた凪でトライアスロンには好条件であった。
 最初のスイム1.5キロは、手前が海水浴場になっている防波堤内の海域を大きく二周回する。去年は、自分の遅いペースでは周りにほとんど選手が居なくて一人旅だったのが、今年は常に数人の方が前後左右に居て混雑の中を泳いだ。ペースが早いのかと思って、陸に上がって時計を見るとタイムは去年と変わらずがっかり。次の自転車42.5キロは8.5キロのコースを5周回。去年までは、海浜公園入口の前を右折して新周回に入っていたのが、今年は、公園内に一度入ってからの折り返しとなり距離が増えた。トランジションの着替えに手間取った上に、セパレートのウェットスーツの下を脱ぎ忘れてしまい、蒸れるので二周目に自転車を止めて生け垣にパンツをデポ。自転車は、そこそこのスピードで抜きつ抜かれつのロードレースを楽しんだ。最後のラン10キロもコースが去年と変更になり、東方面の直線区間が短くなり、そのぶんメイン会場から見える防波堤の灯台を折り返すコースが周回後半に入った。一番苦手のランは例年通りバテバテ、数えきれない方々に追い越されたが、最後迄歩かずに完走出来た。
 今年は会場内に記録が張り出されなかったが、ネットで即日公開された。それによると、スタンダードクラスの完走者は143名。去年が128名だったので、若干の増加。自分の記録は、水泳が39分で110位、自転車1時間28分、80番台で100位通過、ランは1時間11分130番台で、総合3時間19分。去年より9分遅くなったが、総合順位は110番台でほぼ変わらず。内訳を見ると、水泳は去年と同じ、自転車が12分遅くなり、ランは3分速かった。なので総合時間の遅れは、自転車によるもの。優勝者は去年と同じ方だったが、やはり総合と自転車のタイムが10分程遅くなっていた。較べるのもおこがましいが、自転車コース変更の影響は大きかったようだ。自分の体力は去年に較べてほぼ変化無し、ということにしておきます。
 大会スタッフ、ボランテア、海老江地区の皆様ありがとうございました。



スイムコース(前日撮影)

開会式


ぎっしり満員のトランジションエリア


MCのおねえさん


ゴール

小学生も走ります(5,6年生クラス)

私より遥かに速い


コース脇に見慣れない花

(使用カメラ:SONY DSC-TX55)




2014年7月6日日曜日

海老江海岸、富山県

新湊大橋

来週末は、恒例の海老江トライアスロン。地域の夏の風物詩となりつつある。自転車の調整を兼ねて、海老江海岸で走ってきた。


ランコース



スイムスタート地点