2014年9月20日土曜日

三方岩岳(1736m)と野谷荘司山(1797m)、岐阜県

鶴平新道上部から野谷荘司山

白川郷の馬狩を起点として、左周りで三方岩岳と野谷荘司山に登ってきた。

8:00〜白山スーパー林道料金所〜11:00三方岩岳〜12:00野谷荘司山〜14:50鶴平新道登山口〜15:20料金所

野谷荘司を先に登る時計回りコースで歩く予定が、山スキーの時のクセで料金所前まで行ってしまう。駐車場から歩き出してはみたものの、冬のルートはヤブに覆われており夏道の入り口が何処か分からない。GPSの地図で確認すると登山口は反対側の林道にあり、自然学校経由でグルっと大回りする必要がある。ルートを反時計周りコースに切り替えて、三方岩岳の登山道に取り付いた。スーパー林道を走る車の音が遠く近くに聞こえる小径を辿ると、要塞のような三方岩岳(飛騨岩)の異容が見えてくる。石川寄りにある山頂まで往復してから、白谷上部の細い稜線を行く。野谷荘司との分岐点は間近に見えるが意外に遠く、1時間近くかかって野谷荘司山頂に到着。山頂は、ツアーらしき大勢の登山者で賑わっていた。分岐点から下、高度感のある尾根を慎重に下山。積雪期の記憶と照合しながら歩くが、ヤブが濃くて地形がよく分からない。標高1200m付近、冬場の難所にある特徴的な松の木立を確認。この時期は、なんて事の無い急傾斜の登山道だった。下部は、記憶どおり素敵なブナ林であった。
 後で分かったのだが、野谷荘司東尾根につけられた登山道は鶴平新道といって、道を開拓した方(故大杉鶴平氏)の真新しい感じのお墓が、登山口脇にポツンと立っている。


本日のルート
白谷をグルっと一周

白山スーパー林道馬狩料金所



料金所から白谷



三方岩岳登山道から白谷右俣
三方岩岳
飛騨岩
越中岩
三方岩岳から五箇山方面
飛騨岩上部
白山
遠くに北アルプスも見える


右俣と左俣を分ける崩壊尾根
左俣ドロップポイント
野谷荘司山
三方崩山
料金所まで一気に落ちる白谷
野谷荘司東尾根(鶴平新道)上部
白谷上部
妙法山

鶴平新道下部はブナの巨木林
野谷荘司登山口
大窪





2014年9月14日日曜日

イブリ山(1791m)、富山県

イブリ山山頂



朝日町の小川温泉から自転車と徒歩で、朝日岳手前のイブリ山まで往復してきた。

6:10 小川温泉〜7:30 越道峠〜8:00 北又小屋〜10:00 五合目〜11:50イブリ山12:40〜五合目水場14:05〜北又小屋15:50〜小川温泉17:20

小川温泉(標高245m)に車を停めさせていただき、ロードバイクでスタート。越道峠(870m)まで北又林道の激坂をヒルクライム。北又小屋(700m)についた時は既にヒザがガクガクしていた。ご主人に挨拶して小屋脇に自転車を置かせてもらい登山スタート。一旦、谷底近くまで階段を降りて、吊り橋(660m)を渉る。朝の谷風が気持ちよい。急坂の登山道を休み休み登っていく。北アルプスのマイナールートだが、よく整備されていて歩き易い。三合目以降、所々舗装道路のように道幅が広くなり、ブナ平状の地形の場所に標識が立っていてる。五合目(1340m)周辺は、見事なブナの巨木林。その後、ミズバショウ群落のある湿地を何ヶ所か通り過ぎると、十合目のイブリ山山頂(1790m)に至る。さらに登り続け、朝日岳を越えて反対側に降りると、新潟県の蓮華温泉に行けるが、今日はココまで。
 登り始めは晴れていたのが山頂に近づくにつれて曇ってきた。山頂に着いた時はガスで視界が無かったが、少し粘っていると数分だけ晴れて、朝日岳方面が見渡せた。ランチと写真をとって下山。深山幽谷の雰囲気を楽しみながらゆっくり下る。北又小屋から越道峠までは、標高差200mほど自転車で登り返す必要がある。体は疲弊している感じだが、徒歩と自転車で使う筋肉が違うのか不思議とスイスイ登れた。峠で一休みしてから、急勾配のダウンヒル。ブレーキを握る手が疲れるので、時々立ち止まって手を休ませながらゆっくり下山。
 小川温泉の湯治旅館で一風呂浴びて帰宅。新鮮で気持ちの良いお湯だった。



小川温泉
















越道峠


登山道



オニシオガマ

イブリ山山頂
朝日岳方面
山頂下は低木の草原





登山道から朝日町方面






















北又ダム
北又小屋

本日のルート








2014年9月6日土曜日

奥大日岳(2606m)、富山県

奥大日岳


奥大日岳は、大日岳から室堂乗越に連なる大日連峰の主峰。称名から登るには遠く、室堂から往復だと他のピークに立てないので今迄敬遠して登っていなかった。今日は、アルペンルートと自転車を使って大日連峰を縦走してきた。

9:40室堂〜11:00室堂乗越〜12:40奥大日12:50〜前大日14:20〜大日小屋14:40〜大日平小屋16:40〜牛ノ首17:30〜称名滝P18:50〜(自転車)〜立山駅19:10

称名道路の開通時間を6時と勘違いして、6時過ぎに桂台ゲート着。実際は7時オープンだったので、ゲート前で1時間弱待ってから、称名滝駐車場まで行きMTBをデポ。立山駅まで戻るとすでに駅近くの駐車場は満杯で、一番遠い称名川沿いの駐車場に車を停めた。アルペンルートの切符売り場には大行列が出来ていたが、8:30発のチケットをゲットできた。
 室堂ターミナルで足回りをかためて登山スタート。久しぶりの3000m級のせいか、頭がボーとなり息がきれて速く歩けない。その上慣れない登山靴のせいで、歩き出して早々に靴ずれで両足親指が痛くなる。高山病の症状は前大日(七福園)を通過する頃良くなって、元気に歩けるようになった。大日平から称名までの登山道は良く整備されており、歩き易かった。牛ノ首下の登山道で最後ヘッドランプを使ったが、まっ暗になる前に称名登山口に降りられた。自転車をカッ飛ばして駐車地点の立山駅に戻ったと同時に雨が落ちて来た。
 


立山駅

ミクリガ池から

地獄谷越しに奥大日

雷鳥荘下の湿原

雷鳥沢

奥大日山頂

チングルマ























クモマニガナ























前大日下から剣岳

七福園

大日小屋と大日岳 


ミヤマリンドウ

大日小屋前から

大日平

新装なった大日平の木道

ヘトヘト


本日のルート