2013年5月5日日曜日

北ノ俣岳(2662m)、富山県と岐阜県


寺地山から北ノ俣岳(5/4)



 山中二泊して、立山連峰最南部の北ノ俣岳周辺で深山春山スキーを楽しんだ。

5/3 林道駐車地点11:00〜飛越トンネル11:50〜15:30寺地山手前テントサイト
5/4 テントサイト7:00 〜避難小屋8:30〜11:10北ノ俣岳11:30〜12:40太郎平小屋
5/5 太郎平小屋7:00〜8:40北ノ俣岳8:50〜赤木平9:10〜北ノ俣岳10:10〜避難小屋10:50〜寺地山11:30〜11:50テントサイト13:00〜飛越トンネル14:30〜15:00林道駐車地点

今回は野営道具持参、スキー装備を除き10キロ超の荷物を背負って入山。1日目は、飛越新道の中間地点である寺地山手前の見晴らしの良い南側斜面で雪中キャンプ。普段重い荷物を担がないのでバテバテ。
 2日目、ゆっくり朝食後キャンプサイト発。寺地山は南側を巻いて通過。寺地山から太郎山方面へ行く場合、地図を見ると避難小屋付近から主稜線を経ずに西斜面をトラバース気味に近道して行けそうな感じだが、実際は地形が複雑で、北ノ俣岳を経由した方が早いと思う。朝出発するときは晴れていたが、だんだん雲が増えていき、山頂付近は強風で長居できない。太郎平小屋に着くころにはガスってきて視界ゼロ。夕方から雪が降り出した。
 3日目、目が覚めるような快晴。小屋から北ノ俣岳まで快適に登り上げる。山頂から東斜面を赤木平付近まで一本滑る。谷の中は、風もなく初夏のようなポカポカ陽気。山頂まで登り返した後は、西側大斜面を一気に滑降。避難小屋から先からはシールを付けたり外したり。テントサイトにデポしておいた荷物を回収して下山。
 このところ低温傾向が続いたお陰で、標高2000m以上の場所では、おおむね雪の状態は良好。デコボコの少ない、ゲレンデのような雪面でした。あと一月は楽しめそう。

林道からスキーにシールを貼って出発(5/3)
閉鎖中の飛越トンネル手前から右手の尾根に取り付く

白山が近い

笠ヶ岳を望むテントサイト
原始の夕暮れ

寺地山は南側を巻いて行く(5/4)

北ノ俣岳の上にかかる逆さ虹


山頂から黒部五郎
太郎平小屋から薬師岳(5/5)




薬師沢と奥黒部の山々 
太郎山から北ノ俣方面 
槍方面
北ノ俣岳山頂から薬師沢左俣へ滑り込む
赤木平は広過ぎて方向感覚が狂う



























ポカポカ陽気

滑ってきた大斜面(寺地山から)
山之村のすべり地蔵


ルート(1日目青、2日目緑、3日目赤;GPS軌跡ではないのでいい加減です)




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