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1200m台地から山頂方面、ココからが遠い |
スキーを使って、利賀の奥大勘場集落東方にある無名峰(1411m)に登って来た。百瀬川と利賀川に挟まれた山脈にあるピークだが、一番近い集落が利賀川側にある大勘場(たいかんば)なので、大勘場山とした。
7:20千束ダム〜11:50 1200m台地〜13:00山頂13:20〜千束ダム14:30
利賀川沿いに延びる県道34号線(利賀河合線)は、利賀から水無を経て、楢峠手前で国道471に合流する。水無ダムから西へ分岐する牛首林道を辿ると白川郷へ通じる。今日は千束ダムに車を停めさせていただき、ピークから北北西に延びる尾根の末端に取り付いた。
北陸は一昨日から悪天、平地では昨晩まで雨、お山では金曜から今日の明け方まで雪、今朝はカラっと晴れた。利賀にはサラサラの粉雪が降り積もっており、ラッセルはファットスキーで踝から膝下、吹きだまりでは1m以上の新雪。雪面にストックを突き立てると、新雪の下はカリカリのアイスバーンだと分かる。こんな日は雪崩に注意が必要です。樹木の周りには、深いツリーホールが隠れていて、転落にも要注意です。
最初スギ植林の細尾根を辿っていくと、標高800m付近からナラとブナの混交林となり歩き易くなる。傾斜に緩急のある尾根を登っていくと、1150mで地図に無い大きな林道が現れる。平坦地形がしばらく続き標高を落とさないようにコース取りして進むと、正面にりっぱな佇まいの大勘場山が見えてくる。平坦地南端1210mから標高差150mの急斜面、下から見上げると壁のよう。気温が上がり帰路の雪がくさりそうなのを言い訳にして、此処で引き返そうとも思ったが、今度いつ来れるかわからない。コルでひと呼吸おいて急斜面に取り付いた。右手に雪庇、左手に雪崩そうなオープンバーンを見ながら、細かくジグを切って高度を上げる。登りも下りもココが今日のハイライトでした。山頂でゆっくり写真をとってスキーを滑降モードに切り替えた。なるべく辿って来たルートを外さないようにしてパウダーランを楽しんだ。
地形にバリエーションがあり、なおかつ分かり易い。好ルート。
<道具>
スキー: G3 Zenoxide C3 105(167cm)+TLT Speed Radical
靴:Garmont Radium
カメラ:Nikon1J1+ NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6
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千束ダム(帰路撮影) |
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始めは細尾根を辿る |
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ウサギのリングワンデリング |
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標高1150mで地図に無い林道が現れる |
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金剛堂山方面 |
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山頂下の急斜面 |
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山頂迄あとわずか |
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西側を巻いて |
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山頂 |
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最高到達点は1417m、積雪は6m近い? |
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山頂台地は登りトレースを辿る |
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登って来た尾根を滑降 |
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標高1300m付近 |
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ダム湖に降りる |
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本日のコース |
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