2015年1月24日土曜日

高落場山(1122m)、富山県

山頂から人形山

週初めから暖かい日が続き、平地の雪はほとんど消えてしまった。週末のお天気は土曜日が吉。雨続きでお山の状態は?だったが、ご近所の高落場山へスキー登山に出かけてきた。

7:10 国道 〜8:00唐木峠〜10:30山頂10:50〜唐木峠11:30〜 国道12:00

去年の夏初めて登った高落場山は、庄川温泉郷を北端として南西に延びる長大な尾根の途上にある里山。さらに尾根を南に辿ると猿ヶ山、大笠山、野谷荘司山を経て白山に至る。南砺と五箇山を分ける峠の上にあり、登山道の一部は古道を利用している歴史の山だ。
 夏場は赤祖父林道を利用して縄ヶ池から登るのが一般的だが、今日は国道304五箇山トンネル手前、除雪ステーションの裏から取り付いた。最初しばらく、雨の影響で雪面ガリガリの杉林を登っていく。徐々に標高を上げると、新雪が乗った良い感じの開けた斜面になる。唐木峠付近まで来ると、りっぱな山容の高落葉山が見渡せる。初めてのコースなので慎重にルートファインディング、718ピークは巻かないで通り過ぎ、唐木峠から正面の細尾根に取り付く。この尾根を100mほど進めば、この山域特有の巨大ブナ林となる。雰囲気を楽しみながらゆっくり登って行くと高清水山からの稜線に出る。あとは傾斜のない稜線を辿って、展望の良い広場に出るとそこが山頂だった。
 山頂から南方面には人形山が大きくそびえ、その左には金剛堂山や立山の弥陀ヶ原まで見渡せた。山頂で早めのランチを済ませてから、巨木林のツリーランを楽しんだ。唐木峠の先は慎重に杉林をこなして国道ゴール。
 下部の雪質はいまいちだったが、上部はシルキーパウダー。下りで数パーティーのスノーシュー登山者とすれ違った。標高差600メートルの登りで素敵なブナ林と出会える人気コース。気軽に北陸の雪山を満喫出来ます。





本日のルー ト


五箇山トンネル手前、除雪ステーション向かいの広場に駐車

はじめ杉の密林を登って行く

感じの良い斜面に出る

唐木峠手前718ピーク付近

猿ヶ山方面

砺波野


ブナ尾根
  
山頂

医王山

人形山方面、手前にたいらスキ−場

高清水山

ブナ林を滑降



道具
スキー: G3 Zen Oxide C108 (167cm)+Dynafit TLT Radical ST
靴: Garmont Radium
カメラ: Nikon1J1+ NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6










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